新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

気を抜くとしゃべる人


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性格的にしゃべる人としゃべらない人がいますよね、という話です。

気を抜く、というのは、ある意味『無意識的な状態』のことを言います。
要するに「普通の何も考えていない状態」のことです。

僕は気を抜くとしゃべる方です。しゃべればしゃべるほど調子が上がってきます。
だから人の話を聞くときは『これから黙るぞー』と心のチャンネルを意識的に変えて話を聞きます。
聞いているうちにだんだん意識が薄れてくると、ブレーキが外れてしゃべりだします。
しゃべりたがりは意識しないと黙っていられないのです。

逆に、意識しないと言葉が出ない人もいます。
その人にとっては、しゃべらないことが普通なので、話をするときは意識をしないと話す量が少なくなります。

介護の仕事は、声掛けをしたり、レクをしたり、会話をしたり、基本的にしゃべる人にとっては自然な行為としてできるようになります。
逆に無意識レベルで黙ってしまう人にとっては、声がけや積極的なコミュニケーションは、意識して自分の背中を押さないとできないし、それだけでもけっこう疲れることもあるのではないでしょうか。

何が言いたいのかと言いますと、しゃべりたがりが多い介護現場では、黙って働く人に対して、違和感や嫌悪感を抱く人もいますが、自分と正反対の人がいる、ということを理解して欲しいな、ということです。

しゃべることが疲れる人と、黙ってることが疲れる人がいる、ということですな。

でも、仕事というのは、その場に応じた自分を演じる、ということも大事なのです。
介護の仕事は主にしゃべることを求められますが、しゃべらない人が好きな利用者さんもいますので、お互いに認め合いたいですねー。

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知野吉和

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2 thoughts on “気を抜くとしゃべる人”

  1. 初めてコメントします。
    私は介護の仕事をしているわけではありませんが、ここでいうあまり喋らない人間です。
    現場では結構煙たがられるのですが、喋る人から見た無口な人の印象は相当悪いのでしょうか?
    よく喋る人から根も葉もない噂を流されたこともあるので、「コミュニケーション取る気がないなら辞めろよ」「無口な人間は犯罪者と同じ」くらいに思っているのかと邪推してしまいます。

    1. コメントありがとうございます。無口な人への擁護として書いたつもりですが、言葉足らずですいません(^^♪ただし、仕事の目的に応じて変化できることが大事ですよねってことです。

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