新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

手順が違うと辞めたくなる


img_5933.jpeg仕事というのは理念が大事なのですが、辞めたくなるのは手順が食い違うときだ、という話です。
新人さんに限らず、現場の職員さんとの面談で最近気づいたことです。
自分の職場の人間関係や、仕事の在り方などで、落ち込んでいたり、怒っていたり、悩んでいたりするケースはよーく聞いていると、けっこう『手順』の違いが原因であることがよくあります。
仕事は理念が大切です。
利用者(お客様)のため、とか、自立支援のため、とか。
それは共有されているし、お互いにその目標に違いはないのに、やっぱり手順の違いで、もめるのです。
介護に限らず、製品を作る仕事でもたぶん同じでしょう。
こういうコンセプトの商品を作る、という考え方は同じでも、プロセスが違うともめます(笑)
たぶんお互いに、その手順で作らないと完成しないと思っているからです。
どっちが正しいとか、間違っているとかは言いませんが、その食い違いが起きたときに
どちらかがリーダーであったり、管理者であったり、上下の関係がある時は、かなり不満が出ます。
上司の手順が間違ってる場合はなおさら部下のモチベーションは下がります。
部下の手順が間違っているときは、いずれ、理解されればよい関係になるでしょう。
偉い立場の人の手順が違っているときは、部下としては何も言えません。
がまんするか、あきらめるか、それでもストレスがあるようなら辞めるでしょうね。
理念も大事だけど、意外と職員さんで理念を分かっている人は少ないので
理念が違うのってそんなに影響はないのかも知れませんが、特に現場仕事である
介護の場合は手順が大事なのかも知れません。
もしかしたら、皆さんが、ある職員さんに対してイライラしている原因は、手順の違いなのかもしれませんね。
自分の手順の正しさを確認してから、説明してみてはどうでしょうか。
手順が違うと関係が悪くなる。最悪は退職にまで追い込んでしまう、というお話でした。
そして手順に自信のない管理者は、『お客様のため!』などと理念を叫んで逃げる傾向にもありますけどね。うっしっし

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知野吉和

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