新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

勤務表は早めに発表しましょう


image介護施設での勤務表が出るタイミングについて。
当日~1週間前に出るという話をよく聞きます。当日に出勤しないと明日の勤務がどうかわからない
というスタッフの話も聞いたことがあります。
せめて10日以上前から出すことをおすすめしていましたが、どうやら、最近、そこではない
ような気がしてきました。
勤務表を出す早さよりも、希望した休日の確保がされているかどうかが重要でした。

勤務表の発表を遅らせることは、介護職員のプライベートの自由を妨げることになります。
友達や家族との約束ができないということは、未来の予定が立てられないということです。
未来の予定は、未来に対する希望です。やる気やモチベーションは未来に対する希望から生まれるのです。

勤務表は早めに出しましょう、と呼びかけると、人がいなくて、とか、作る時間がなくて、とか
いろいろ言い訳をされますが、だから仕方がないと許していたらますます職場の環境は悪くなります。

うちの施設の職員はやる気がない、と嘆く前に、まずは勤務表を10日以上前から配布することをおすすめします
または、希望休もなるくべたくさん叶えることをお勧めします。
実際、南区のある施設では希望休を全て叶えています。確かに離職はほとんどないようです。

勤務表作成のソフトを購入することもおすすめします。人がやるから時間もストレスもかかるのです。
多少コストが高く感じても、これでモチベーションを維持できるなら安いものです。

勤務表が遅く出ることに慣れたり、希望休が通らないことに慣れた施設のスタッフは
かなりバーンアウトしている証拠です。未来に期待ができなくなった職員は辞めるという発想すらなくなります。

これって経営の問題ですよね。現場はなーんにも悪くないですよ。


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知野吉和

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