新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

顔色伺いに税金が使われる


 いくらいいことを言っても、感情を顔に出したら台無しですよ、という話です。

 
職場のため、職員のためにすごーく良いことを言ってるのに、顔が怒りや憎しみの目になってるだけで、相手は嫌がります。
 
その威圧的な顔に、やる気もなくなります。
顔で雰囲気をコントロールしているのです。
本人はそこに気づいてないし、指摘してもなかなか変えることって難しいですよね。
 
これはある人との会話の中で、気づいたことなんですが、その人は良かれと思っていろいろやってるし、正しいことも言ってるのですが、みんなに嫌われているのです。
 
僕も当初は、その人を信じていましたが、話を深めていくと、僕もだんだん嫌な気分になってくるのです。
 
これって何だろう、と思いながら、ずーーーーーっと考えて、やっとわかったのが、嫌な気分になっていることが『顔に出るから』なんです。
 
顔に感情が出るのは良くないのですが、そもそも、顔に出た時点でうまくいくのもいかなくなるってことなんです。
 
顔に出るパターンはいくらでもあります。ムカムカした顔をしたり、落ち込んだような顔をしてみたり。いろんな人がいます。
クヨクヨするパターンの人に対しても、やっぱり気を使ってしまいます。
あのひと、すぐ落ち込むから、やさしく言わないといけないな、とか。
 
そのような人たちも自分の感情をそうやって最小限に食い止めているのですが、他人にしてみれば迷惑な話です。
 
たぶん、なんですけど、良いことをやな顔で言う人というのは、それが目的ではなく、他に求めているものがあるんでしょうね。
 
本心は別のところにあるのです。たぶん。
何かプライベートとか、過去の問題で解消しきれていないところを補填するために良いことを言ってるような気がしてならないのです。
 
だから、顔が歪んでくるのだと思います(笑)おおげさですかね?(笑)
 
言ってることと本心がズレている状態ってけっこう面倒ですよね。
 
本人の言う通りにしても、本人が納得できないんだもん。
付き合ってらんねーぜってことです。
でも仕事だから付き合うのです。
そんな人にいちいち配慮するために、たくさんの時間や感情を浪費するのです。
そんな無駄な時間に給料は支払われます。その財源は介護保険です。税金です。(介護施設の場合)
あーもったいない。
 
こういうのって、単純に『顔に出さないようにしようキャンペーン』ではどうにもならないのです。
大事なのは、『自分の本心を探ろうキャンペーン』なのです。
やっぱり気分に左右されてるようではまだまだチームはまとめられませんなー(^o^)ウッシッシ
 
知野吉和


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