新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

隠し事がある人たち


スキルマトリクスの中にある劣等感を持つ人物シリーズ。今回は『隠し事をする人たち』

 
これは、主に
『できない理由を言いたがる職員』
『地獄からの使者』
『理想論者』
のカテゴリーに潜んでいます。
 
 
『隠し事をする人たち』は、本心や、本当の狙いを隠して生きています。
この人たちは必ず
 
  • マンツーマンで話をしたがる。みんなの前では話さない
  • 誰かを動かして自分は陰に隠れる
  • 相手によって意見を変える
  • 常に罪悪感があるから、堂々と自分の意見が言えない
  • 重要な役割の時に逃げる
  • 提案内容は全て「自分にとって都合が良い状態」となる
  • 要求だけ、用事のあるときだけ連絡をします
 
みんなのためと言いながら、彼らは自分の欲求を満たそうとしています。だから、より良い提案内容があったとしても、あまり良い顔をしません。
本音を隠すから矛盾が生じます。
 
隠し事とは、お金か、男女関係か、とにかく自分にとって楽になること、得になることを隠します。
 
例えば、本当は8000円会費のイベントなのに、10000円にして自分は得をしようとしている、とか。
本当は自分がやりたいのに、それを隠して、あなたにやって欲しい、とか。
本当はおいしくないのに、おいしいと言って勧めるとか。
本当はA君ともB君とも付き合ってるから、その二人が一緒になると困る、とか。
 
隠し事をする人たちは、相手によって都合の良い言葉で取り繕(つくろ)うから、二人以上になると、様子がおかしくなるのです。
いろいろな人に合わせた都合のよい言葉で要求をするから一貫しないのです。
 
隠し事をしている人たちは、罪悪感に似たものを持っています。だからコソコソするのです。
本心を言うと嫌われるのではないか、という恐怖を持っています。自分の本心が悪い、と思い込んでいるのです。
 
隠し事を持つ人たちにアドバイスがあります。
  • 正直にさみしい、という事
  • 正直にお金が欲しい、という事
  • 正直に本当のことを言う事
です。
特にビジネスの現場も、良い事だけしか言わないケースはよくありますが、むしろ、ネガティブな情報や、できない事、デメリットなどをしっかり伝える方が信頼度は増す、というものです。
 
ただ、本心を伝える事で信頼度が増すのは、本心や製品がしっかりとしたコンセプトや意味がある場合です。
本心が腐っていて、『本当は、僕が目立ちたくて、楽をしたくて、儲けたいだけなんですけど、この商品買ってください』では、信頼はされませんけどね。
 
例えば、『今回のイベントは8000円ですが、今後の会の継続のための会費としてプラス2000円いただいています』とか、『私はおいしいとは思わないのですが、健康に良いので、ぜひ飲んでください』という方が、正直で信頼も上がるものです。隠しごとのあるイベントはやっぱり悪い噂が流れます。
 
さらに、本心を隠す人たちは、同時に助けを求めています。
この関連はうまく説明できないのですが、隠し事をしている人たちからは、いつも『助けて欲しいオーラ』を感じます。
自信のなさ、焦り、さみしさ、不安定さ、を隠してそれを依存という形で補おうとするから、なのかな、と思っています。
自分の要求だけで、相手のことを考える余裕がないんですよね。自分が困っているときしか連絡しないパターンです。
 
彼らの信念は『自分にとって都合がよい要求を通す』ことだけです。きれいな言葉でいろいろなことを訴えますが、結局は『僕は何もしないけど、あなたが動け』と言ってるのです。これを『隠し事をする人』とか『付き合いづらいやつ』と言います。
 
じゃあ、どこまで正直に生きるのか?とか、何を隠すと怪しまれるのか、というのはまだ分析しきれてません。
ばか正直に、言わなくてもいいことを言ってめんどくさくするけんちゃんのような生き方もどうかと思いますが(笑)社会全体が荒んでいるから、多少の隠し事はあってもいいのかな。と思います。でもね。隠し事を持っている人は、みんなが潜在的に気づいているんですよ。
 
ここにも劣等感が潜んでるぞーーーーーーーーーーーーーーーー(^O^)うっしっし
 
 
知野吉和

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