新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

良くなりたいか?めんどくさいか?


  僕の仕事の役割は、期待されることは、介護施設を良くすることです。良くなるためのアイデアは提案できますが、実行するのは施設側の管理者や現場の職員の意識や行動にかかっています。

というと無責任な感じがしますが、お互いに考えていくことですので、僕自身にも同じように課題はあります。

とにかく、改善するということは、今までのやり方を変えたり、増やしたり、もしかしたら減らしたり、することです。

この変える時に邪魔になるのが、『めんどくさい』と思う気持ちであり、そこから脱却することが重要なのです。

我々はめんどくさいことが嫌なのです。そして他人の提案なんか基本的に受け入れにくいものです。
他人の提案を素直に取り組む人は、たまたま同じ気持ちになれたか、何も考えてないか、どうなってもいいと思っているか、かなー。
『ホントにウチの施設はダメ』と愚痴を言う現場の職員はたくさんいます。僕も愚痴を聴くのが大好きなので、面白がって聞きます。

でも真面目に、改善する方法を教えてもらって、果たして行動に移せるのでしょうかね?
自分は何もしないけど、誰かが良くしてくれればいいや、という考えでは職場はよくなりません。

スキルマの研究をしていて、わかったことですが、管理者が職場を良くするためにできることは、『現場の提案を許可すること』です。そして、組織の雰囲気を作るメインの人たちはやっぱり現場の職員なのです。

逆に、管理者がいくら許可する気持ちでも、提案して実行する気がない現場であれば、職場はよくなりません。
理念が大事とか、教育が大事とか言いますが、実はあれば、知識や目標を広げることは、『許可の範囲を広げること』なのです。
ちなみに許可の最大限の幅を持っているのは誰か知ってますか?

神様です。戦争も人殺しも、平和も、生命の誕生も

許しています。

ものすごい許可の範囲ですなー。
経営者、管理者が許可をできない理由は『おれを超えることは許さない』ということです。許したら超えられるから。
許可があっても行動できない理由は、『自分の責任になることで周りとうまくいかななくなる』心理です。
どちらも劣等感ですね。ウッシッシ

めんどくさい心理は、劣等感から来るのです!!(断言します!)
劣等感の克服は負けを認めることから始まります。

負けを認めて、部下の提案を許可しよう!

負けを認めて、上司に提案して行動してみよう!
結局は改善とは、めんどくさいことをする、ということなのです。動的に、知的に、今までの自分とは違った事を求められるのです。だからめんどくさいことなんです。

その覚悟があるか?ってことですよね。

良くなるためには、めんどくさいことが絶対に起きます。

めんどくさいことが嫌なら、今のままでもいいんじゃないでしょうかね?(^o^)うっしっし


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知野吉和

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