新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

役割があるから生きれる人たち


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役割を生きる許可と思ってる人がいるんですよ、という話です。

自分のために生きれない人がいます。
誰かのため、何かのためなら生きれる人がいます。

仕事となると張り切る人
子供のためとなるとしっかりする親
役割をもらった途端に頑張る人
マスク警察や自粛警察も同じです
資格があるから、資格がないから、という人
どこかの出身を自慢にする人

自分のために生きれない人は、役割を探します。

そんな人が「専門職」を選んだ時は大変です。
プライベートも仕事のために生きるようになります。
「すごいですね」というと「仕事なんで!」と言います。
本人は当たり前のように言いますが見ていて哀れです。

自己肯定感の低さはこんなところにも現れるのです。
何もしない自分は生きていてはいけないような気がするんでしょうね。
だから役割を探すのです。
役割=生きる許可なのです。
「私は予定があるから生きてるんです」
と心の中で誰かに言い訳したり許可を得ようとするのです。
生きる価値がない自分に言い訳のように、許可をもらいながら生きるのです。

自分の心の中で自分に許可が出せないから外から生きる許可をもらって生きてるのです。

その人の心の強さは、夜、寝る前に現れます。
ひとりでいる時
何も予定がない時
予定がなくなった時
役割がなくなった時
子どもがいなくなった時

自分ひとりで生きなきゃならない時に、自分の心が本心を語り出します。

「私は生きていて良いんでしょうか?」
「私は何をしたら良いでしょうか?」
「死ぬのは嫌だけど誰か殺してください」
とか。

だから1人になりたくない
仕事をしていたい
誰かのために生きていたい
予定を入れておきたい

何もしない自分に罪悪感があるので、それを打ち消すように役割を求めるのです。

それでも足りない人は誰かの役割も奪います。
私がやった方が早い、とか
私がやっておきます、とか

本当は休みたい
本当はゆっくり寝たい
本当はもっと甘えたいのかも知れません

要するに、役割という武器を身につけて強くなった気になってんじゃねーよ!
役割とか資格なんか武器じゃねーよ!

苦しめ苦しめ!
うっしっし

知野吉和


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