【ブックカバーチャレンジ⑤】
今回は絵本。と言っても、子ども向けではない。
一つ目は「わかってほしい」
虐待に苦しんだ子ども時代の心の声を文字を重ねることで表現しています。
そして右のページは少しづつ壊れていくぬいぐるみ。
きっと同じ体験を持つ人にとっては、苦しみを思い出すものでもあり、もしかしたら、「自分だけじゃなかったのか」と気づきになるかもしれない。
心の傷をいちいちあぶりだしてどうするの?と言われますが、自分にはどうも納得できないことがあるんです。
小学生のころからずっと疑問に思っていたこと。
なぜ人は悩むのか?というより、悩みたがるのか。なぜ気にするのか、なぜそこに立ち止まろうとするのか?
もし、その人に、そんなトラウマがなかったら、もっと良い人生が送れたのか?
小学生ながらに、ずっとそんなことを考えていました。
なんで人は、弱いままでいようとするのだろうか、と。
そして大人になると、「あの頃は子どもでよくわからなかったから」
「今は親も年老いたから、かわいそうで、もういいよ」
と。なぜ!!ずーーーーーーーーーーーーーーーーっと被害者のまま生きようとするのですかね??
自分をもっと大事にしようぜ!
という思いの中で、『大変だよねーー』と言って、何も言わない自分に優越感を感じながら
うっしっし
となるわけですわ。
不幸になるか、幸せになるか。
自分で選べ!
うっしっし
二つ目は「山田かまち詩画集・悩みはイバラのようにふりそそぐ」
尾崎豊のようなエネルギーを感じる人です。
BOØWYの氷室京介と同級生で、山田かまちは17歳で自作のエレキギターで感電死するのです。
それまでにいろんな詩や絵を残しています。
ちょっと攻撃的な、俺様的な内面を、詩や絵で表現にものすごいパワーを感じるのです。
群馬県高崎市に山田かまち美術館があります。
今も多くの人が訪れるそうです。
こういう人が今を生きていたらどんな表現をしたんだろうか、と時々想像します。
自分もこのくらいのパワーと表現力があったら、、、と思うけど、やっぱりいいや(笑)
今の自分で良かった~~~。
うっしっし
知野吉和
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