新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

せっかくナースが歩み寄ってるのに逃げる介護職員


 スケッチ (40)
多職種連携のために、介護職員はもっと学んだほうがいいよ、という話です。
 
ある介護施設に、介護職員をちょーリスペクト(ちょー認めてる)してる素晴らしいナースが入社しました。
そのナースは純粋に、介護は最高の仕事だ、看護師なんてたいしたことない、介護こそ、人の人生に関われる仕事だと信じて入社してきました。
そのナースは、利用者のケアや、皮膚の状態、シーティングやポジショニング、なんとか介護さんの役に立ちたい、と、介護職員に積極的に相談していました。
ところが、やる気のない介護職員さんには理解できないから、『めんどくさいことを言ってくる暑苦しいナース』になるのです。
・褥瘡の処置を見て、学んで欲しいから、居室で待ってるのに、入ってこない介護職員。
・そして、ナースが居室にいると『あ!すいません!』といって退室する介護職員。
・理学療法士、作業療法士さんが、関節可動域訓練や、立位の状態を見て学んでほしいから、部屋で待ってるのに、『あ!すいません!』と言って部屋に入らない介護職員。
・相談員さんが、モチベーションを上げようと、家族からの感謝を現場に伝えても、何も関心を持たない介護職員。
やる気のある介護職員さんからは、他職種の方の愚痴を聞くことも多いですが、中には、介護職員さんとともに、良い介護をしたいもナース、OT、PTもいるんです。
せっかくの貴重な存在を無駄にしている介護現場はホントに多いのです。
逃げてばっかりいる、学ばない介護職員たちにあきれたナースは、『あのバカどもと一緒に仕事したくねーわ』と言って辞めるのです。
辞めないにしても、『あのバカどもに自分のスキルを発揮するのもバカバカしいわ』と、今までのスキルの半分も発揮しない人になるのです。
そして学ばない介護職員たちは、『やっとあいつもおとなしくなったか。勝ったぜ!』となるわけです。
確かに、チャレンジしない、学ばないという目的は達成できてますが、生き方、プロとしては、負けです。
熱意があるだけで、何も学んでない介護職員もめんどうですけどね。
プロの意見に賛同はするけど、質が低いから、これもまた困るんです。
残念ながら、ちゃんと学んできた医療職、他職種から見たら、介護職員は圧倒的に学びが足りないのです。
学んでいないから、良い人材と悪い人材が見抜けない、正しい答えが出せない、考えられないから、めんどくさい方に流れるのです。
せっかくナースが歩み寄ってるのに、『あの人の言ってることの意味がわからない』とか『難しいこと言われるからヤダ』と介護職員が逃げるのは、学んでないからなのです。
(共通言語がないってやつです)
組織的な問題でモチベーションが下がるのもわかりますが、もうちょっと学んでもいいと思いますけどね。
それだけの給料もらってるんだから。
給料なりの価値を見せろ!8時間だけでもプロのスキルを見せてみろ!ってことですわ
うっしっし
★北九州市 5月27日19時~ デイサービスセンターつなぐ 『承認欲求』
◇新潟市北区浜松 7月13日 ケアプランに活かすリハビリとコミュニケーション
◇福岡県 北九州市 8月24日~25日 ちの塾合宿で自己分析
◇横浜市 9月9日 介護の学びなおしINよこはま(残席わずか)
★大阪府 10月6日 怖い職員をどう乗り越えるか勉強会
◇新潟県十日町市 10月25日 きぼうまTKG
★山形県 11月10日 鶴岡セミナー(企画中)
◇大阪 11月16日 介護の学びなおしINおおさか
◇北九州市 12月1日 介護の学びなおしIN北Q
◇高知市 2010年2月16日 介護の学びなおしIN高知(竜馬が生まれたまち記念館)

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