新潟の介護がよくわかる 総合ガイド2017

新人が育たないのは、育て方が悪いからです


スケッチ (5)
新人育成『職員によってやり方が違う時の対処法』について。

 

新人が最初に覚えることは、この職場のやり方(手順)を知って、その通りにやることです。
このときに問題なのが、先輩によって教え方が違うことです。

 

相談すると
「良いところを盗めばいいのよ」
とか
「違ってたらちゃんと言っていいのよ」
とか
「わからないことがあったら聞いてね」
とか
いろいろと先輩が良かれと思ってアドバイスしておりますが、これは指導者としては未熟です。

 

良いところを盗め、と言われた新人は、良い=楽なやり方を覚える人もいます。
だいたい善し悪しが判断できるレベルじゃない新人も多のです。
だから違いに関しても指摘はできないし、新人がそんな偉そうなことは言えません。
もし指摘する新人がいたら、それこそ『めんどくさい新人』扱いです。

 

何がわからないかわからない状況で質問はできません。
だから、上記のセリフを言う先輩は未熟(または育成が下手)なのです。
新人研究が足りてないんです。
 
新人の迷いを解消するためには、指導者が自信をもって、
『私のやり方を信じてください。』
『もし何か言われたら、私が守るから!!!!!』
と、フロア全体に聞こえる声で言ってください。
 
だいたいどこの職場も大声を出した人間が勝つので(笑)
新人に罪はないのです。
マニュアルの不備、ルールを守れない、システムの問題なのです。
 
そんなこと言えない、私だって自信ないのに、と言うならもっと学ぶか、リーダー(指導者)を辞めなさい。
うっしっし
 
知野吉和
 
 
2月20日スキルマセミナーINおおさか(18時から)
3月3日スキルマセミナーINとうきょう(13時から)

About the author

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

こまち介護転職 無料申込みフォーム