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口腔機能測定機器 健口くん 竹井機器工業株式会社
口腔機能測定機器「健口くん」(竹井機器工業株式会社)は、口腔機能が低下している状態を早期に発見し、改善する為の口腔機能測定機器として、介護予防の嚥下機能訓練や介護施設の経口維持加算などで用いられ、歯科医師、歯科衛生士、栄養士から高い評価を得ている商品である。健口くんは口腔機能の目安となる、反復唾液嚥下テスト(RSST)と、オーラルディアドコキネシスの容易な測定を可能にした測定器。RSSTでは、ストップウォッチ機能により、嚥下運動時各回の積算時間をメモリ表示する。オーラルディアドコキネシスでは、設定時間における発音回数を自動的に測定して1秒あたりの平均回数を表示する。
健口くん パンフレット(PDF)
【健口くんの使用方法紹介ビデオ】
反復唾液嚥下テスト(RSST)の手順
(1)モードスイッチにより、RSSTの30秒または60秒を選択。
(2)開始スイッチを押すとブザー音とともにタイマカウントを開始。
(3)嚥下ラップボタンを3回押すか、もしくは測定時間を経過するとブザー音とともに測定を終了。
(4)開始からの1回目、2回目、3回目の、嚥下運動の惹起時間を積算時間で表示。
オーラルディアドコキネシスの手順
(1)モードスイッチにより、オーラルの10秒または5秒を選択。
(2)発音時のマイク感度の調整。
(3)開始スイッチを押すとブザー音とともに測定を開始して「パ・タ・カ」発音の回数を自動的にカウント。
(4)設定した測定時間を経過するとブザー音とともに測定を終了。
(5)「パ・タ・カ」発音の累積回数、1秒あたりの平均回数を表示。
健口くんは介護予防の現場で大活躍!!
介護予防とは、「できるだけ健康な生活を長く続けられるように介護を受ける状態にならないようにすること」、そして「介護が必要になった場合にそれ以上悪化させないようにしていく事」である。具体的には、平成18年の介護保険法改正に伴い、介護予防の三本柱として「運動器の機能向上」「栄養改善」「口腔機能の向上」が導入され、要介護認定で「非該当」となった方や、市区町村の健康診査を受けた方の中で一定のチェックに該当した方を対象に、地域支援事業(介護予防事業・包括的支援事業、任意事業)を実施している。
介護予防サービスを利用するまでの手順

介護予防に関するご質問は、最寄の地域包括支援センターにご相談ください。
新潟県内の地域包括支援センターリストはこちらです。
「介護のきほん 新潟県内の地域包括支援センター連絡先」
市町村の健康診査で行われる基本チェックリスト

事例紹介 社会福祉法法人愛宕福祉会 豊浦愛宕の園
新発田市にある豊浦愛宕の園
今回取材に協力していただいたAさんは年齢80歳。とても愛想の良い人で、嚥下機能訓練の講師である浮島歯科衛生士ともとても仲良く、趣味の競馬の話で盛り上がるほど。そんなAさんがなぜ、豊浦愛宕の園で嚥下機能訓練に毎週通うようになったか。介護予防サービスを利用するまでの手順にも記したように、Aさんは市町村で行う老人健診の基本チェックリストを受けたところ、口腔関連3項目のうち2項目以上が該当し、「口腔機能の向上」事業に該当する特定高齢者となり、介護予防サービスを受けることになったのである。口腔機能向上を目的とした嚥下機能訓練は、1クール12回、週に1回3ヶ月の間、豊浦愛宕の園に通い行われる。取材当日のAさんは、ちょうど1クールが終え、嚥下機能訓練の成果を計測する日。一通りの訓練を終了した後、口腔機能測定機器「健口くん」を用いて、反復唾液嚥下テスト(RSST)と、オーラルディアドコキネシスを行った。
嚥下機能訓練とは
ボタンプル運動
浮島歯科衛生士の指導のもと嚥下機能訓練が行われた。まずはじめに「口からはじまる介護予防・健口体操123」ビデオを見ながら参加者全員で口腔体操を実施。雰囲気が和みだしてから、口の周りの筋肉を強化する「ボタンプル運動」。ボタンプル運動は、口唇と前歯の間にはさみ、徐々に力を加えながら引き、上下左右にも引く。そうすることで主にむせ込みや食べこぼし、発音障害などの症状の改善が期待される。写真を見てもわかるように、それまでにこやかにされていたAさんも急に緊張した面持ちで、ボタンプル運動を真剣に取り組んでいた。
唾液腺マッサージ
次に唾液分泌の向上を目的にした「唾液腺マッサージ」。唾液腺マッサージは、耳下腺マッサージ、顎下線マッサージ、舌下線マッサージの3つのマッサージがあり、浮島歯科衛生士が直接Aさんにマッサージを施した。主に嚥下障害や口の渇きなどの症状が改善される。
最後に「咀しゃく能力判定試験」で咀しゃく力を評価。咀しゃく力判定ガムを2分間噛み、ガムの色で噛む力が分かる。ガムに溶け込んでいる酸味料が咀しゃくによって溶け出し、それが唾液の緩衝作用によってアルカリ性となり色を発色する仕組み。
トレーニングを終え笑顔のAさん
全てのトレーニングを終えたAさんは、余裕の表情で、その成果を判定する口腔機能測定機器「健口くん」を用いた、反復唾液嚥下テスト(RSST)と、オーラルディアドコキネシスを行った。(テストの状況は下記動画を参照)残念ながら、3ヶ月間トレーニングを続けた結果、老人健診の基本チェックリスト口腔関連3項目のうち2項目以上が再度該当してしまった。講師の浮島歯科衛生士から「残念だけど、また続けて来てくれますか」の質問に、Aさんは「いいよ。また喜んでここに来るよ。だって先生の顔がまた見られるしね」と笑顔で答えていた。Aさんの笑顔を見ていると、介護予防を意識することなく、競馬に行く時と同じような気持ちで、毎週楽しく豊浦愛宕の園に通われると思うととてもうれしい気持ちでいっぱいになった。
取材協力施設 社会福祉法法人愛宕福祉会 豊浦愛宕の園 〒959-2311新発田市荒町甲1611番地13
TEL 0254-20-2211 FAX 0254-20-2212
口腔機能測定機器「健口くん」 オーラルディアドコキネス
口腔機能測定機器「健口くん」 反復唾液嚥下テスト(RSST)
※事例で紹介した「DVD版 口からはじまる介護予防 健口体操1・2・3」、「ボタンプル運動用ボタン(10ヶ入り)」、「口腔機能アップ!元気なお口で寝たきり予防-介護予防従事者向け実践ヒント集)」は、財団法人 新潟県歯科保健協会のホームページhttp://niigata-dhs.com/にて販売されています。ぜひ参考にして見てください。
「健口くん」を活用して経口維持加算にチャレンジしてみませんか!!
経口維持加算とは、摂食機能障害を持つ入所者(介護老人福祉施設・介護老人保健施設・介護療養型医療施設・地域密着型介護老人福祉施設)に対して、他職種が共同して経口維持計画を作成し対応した場合に加算請求ができるというもの。特に経口維持加算(Ⅱ)を算定する場合(5単位/1日)反復唾液嚥下テスト(RSST)等により誤嚥が認められる人が対象となる。
経口維持加算を適用することによるメリット
他職種が共同して経口維持計画を作成することで入居者の状態に対する認識を統一することができ、専門的な対応が可能になることが挙げられる。またムセ込みなどの症状がある入所者に対して、これまで施設内でサービスとして行ってきた様々な工夫が、経口維持計画を作成することによって加算対象になるようになったということも大きなメリット。
※介護食品や口腔ケア商品を数多く販売している「和光堂」のホームページに経口維持加算の請求に関する具体的な帳票や手順が記されています。ぜひ参考にして見てください。
http://www.wakodo.co.jp/kaigo/kankeisha/keikoijikasan/index.html
新潟県のホームページにも健口くんが紹介されています
国の厚生労働科学研究で、口腔機能測定機器「健口くん」の有用性が報告されました。2009年07月01日
口腔機能の向上の実施体制と評価に関する研究(研究代表者 大原里子:平成20年度厚生労働科学研究費補助金 長寿科学総合研究事業)において、介護予防の現場に適した口腔機能評価法として「健口くん」が紹介され、その有用性が報告されました。詳しくは、新潟県のホームページを参照してください。
http://www.pref.niigata.lg.jp/kenko/1245873697414.html
健口くんに関する問い合わせ
竹井機器工業株式会社 営業本部 〒956-01113 新潟県新潟秋葉区矢代田619
TEL 0250-38-3243 FAX 0250-61-1211 ホームページ http://www.takei-si.co.jp/


























