デンタルクリニックツチヤ 土屋信人の連載コラム 第7回 新潟口腔ケア研究会開催のご案内

第7回 新潟口腔ケア研究会開催について

第7回新潟口腔ケア研究会が特別講演、教育講演と一般演題の予定で平成24 年9 月2日(日)に開催されます。昨年は一般演題を燕歯科医師会の発表者として参加させていただきました。残念ながら今年は他の仕事と重なり発表はできませんが来年度に向け検討しているところです。今回も日頃の研究成果や症例報告、臨床、介護上の問題点などの発表があり有意義な時間を過ごせると思いますのでみなさんも、ぜひ参加してくださるようお願い申し上げます。

【開催日】 平成24年9月2日(日) 午後1時30分~午後5時(開場:午後1時00分~)

【場 所】 日本歯科大学新潟生命歯学部講堂

〒950-8580新潟市中央区浜浦町1-8

【教育講演】

「がん患者をサポートする歯科支持療法・口腔ケア」

~がん患者を地域で支えるための日歯・国がん医科歯科連携~

上野尚雄 先生(国立がん研究センター中央病院 総合内科・歯科)

【特別講演】

「呼吸器感染:医療・介護関連肺炎」

藤谷茂樹 先生(東京ベイ・浦安市川医療センター センター長)

詳細は新潟口腔ケア研究会ホームページをご覧ください。(http://shinsen.biz/oralcare/

【参加費】 1,000円(当日会場でお支払い下さい)。

ご氏名、連絡先(郵便番号、住所、電話、FAX)を記載のうえ、平成24年8月25日までにF A XまたはE-mail添付にて下記にお申し込み下さい。

【参加・演題申し込み先 および問い合わせ先】

〒950-8580 新潟市中央区浜浦町1-8 日本歯科大学新潟病院 口腔外科内

新潟口腔ケア研究会事務局 田中 彰、櫻井 賢 宛

TEL 025-267-1500(242)

F A X 0 2 5 – 2 6 7 – 9 0 6 1 E-mail:oralcare@ngt.nd

昨年の私の発表内容は、避難所における口腔ケアについてでした。緊急時の口腔ケアの重要性は当然ですが、仮設住宅に暮らす被災高齢者の口腔ケアを 続けることは認知症の悪化防止に効果があります。

新潟県では中越地震、中越沖地震の際も仮設住宅での継続的な口腔ケア、施設での職員向けの口腔ケア研修を 行った実績があります。

この問題をできるだけ軽減するためにも歯科分野からアピールしていきたいと思います。

【参考】認知症、被災地で深刻化=震災後の環境変化が要因

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の3県で、認知症高齢者の症状が悪化したり、新たに症状が出たりするケースが目立っている。住環境の変化やコミュニティーの崩壊が一因とみられるが、支援は十分でなく、一人で不自由な生活を送る人もいる。
宮城県石巻市では、医師らでつくる協議会が5月に津波浸水域で被災者調査を実施。65歳以上の347人のうち45人(13%)が、置き忘れや探し物で困ることが「週3、4回ある」「毎日ある」と回答し、初期の認知症に見られる傾向があることが分かった。
同市の女性(85)は震災後、認知症状が顕著になった。経営していた洋裁学校は被災し閉鎖。浸水した自宅を補修したが、夫が2月に病死して一人暮らしに。長男(64)は「父の死も分からない。どう対応すればいいのか」と苦慮していたが、同協議会の助言で介護認定を申請した。
同県南三陸町の地域包括支援センターの担当者は「震災から1年がすぎたころから、認知症が増えた」と指摘。地域住民がばらばらで仮設住宅に入居し、顔なじみによる支援ができないことが影響したとみている。東北大の調査では、被災した認知症患者の症状が震災後3カ月で3~4年分悪化したという。季節が答えられない例もあり、古川勝敏准教授(51)は「異常な現象」とみる。

(引用2012/07/14-14:51)http://www.jiji.com/jc/zc?k=201207/2012071400173&rel=y&g=pol

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